
現状で日本の木造住宅の寿命が30年ほどと言われる中で、自然素材で建てられた住宅は長く住み続ける事ができます。
今でも現役の古民家などがあるように、しっかり手入れすれば親子3代住み続けることも可能でしょう。
単に長く住めるだけでなく、人は家という場所で生活時間の半分以上を過ごします。
その空間が、建材、接着剤、壁からでる有害物質に満たされていたらどうでしょうか…
小さなお子様や奥様、ご高齢の方など家で長時間過ごし、いたわる必要のある方々に対してどれほどの負担になるか想像に難くありません。
長く住めて、それでいて有害物質を含まない自然素材の住宅は家族の健康な生活を支えます。
耐久性にも快適性にも優れ、長く住むことが出来る自然素材の住宅は、長い目で見た時にはかえってローコストと言えるかもしれません。
また、素材に無垢の板材を使用することは、唯一無二のオリジナルになります。
1つ1つ木目の異なる無垢のフローリングは同じ素材を用いたとしても全く同じものはありません。
これは木目状に見せかけた人工物には出せない味であり、変化していくことも自然素材の魅力の一つです。
本物に見せかけた、プリントされたシートを張った床や壁、ビニールの壁紙は年数を経ても見た目そのものはあまり変化しません、もちろんこれは一方では建具の一つの性能ではあります。
しかしこれに対して、自然素材の住宅は、人と共に年月を経てどんどん魅力を増していきます。 職人が長年使う道具のように、居住者様の生活に馴染み。熟成されていくワインのように、風合い、趣、艶が増します
当事務所では、自然素材の魅力を最大限に活かしつつ、皆様の住まいに対するお考えが反映できるように、しっかりとコミュニケ-ションを取りながら、誠心誠意設計をさせて頂きます。
些細なことでも気になる事があれば、お気軽にお問い合わせいただければと存じます。