大阪・京都・兵庫・関西の自然素材の注文住宅・古民家再生・リノベーション

ブログ

仲間と助け合う!団塊世代のシェアハウス

≪他人と共同生活、シェアハウスとは?≫

他人と共同生活、シェアハウスとは? みなさんはシェアハウスという言葉をご存知でしょうか?
ハウスをシェア(share=共有する)からシェアハウス。
最近では、若者がシェアハウスを舞台に助け合って生活したり恋愛をするドラマが流行って社会にシェアハウスという言葉が浸透しましたが、一昔前でいえば『下宿』みたいなものですね。
人と人とのつながりが希薄になってきた現代において、他人同士が一つ屋根の下で共同生活をするシェアハウスは、どこか温かみのある暮らしぶりに感じられます。
ドラマの中だけではなく、実際にシェアハウスでの生活を送っている人も増えてきました。
大学生がアパートを借りるのではなく一戸建て住宅を数人で借りてシェアハウスとして仲間内で生活したり、都心ではラグジュアリースペース+個室という賃貸物件も増えています。
シェアハウスは以前の下宿のような細々とした生活のイメージではなく、気楽に他人と共存する新しいライフスタイルとして確立しつつあるのです。

≪団塊世代にもシェアハウスがオススメ?≫

団塊世代にもシェアハウスがオススメ? シェアハウスが社会に浸透していても、ちょっと調べてみれば分かるとおり、不動産業者などが勧めているシェアハウスは都会的な若者を対象としたものばかりです。
日本人特有の遠慮や気遣いは、他人との共同生活を気安く許すことはないでしょう。

一方で、非常に興味深いお話があります。
2008年の読売新聞で紹介された記事ですが、横浜市のNPO法人が、3人の高齢女性に対して「Aさんの家にBさんとCさんが下宿してはどうか?」と勧めたところ、これが実現したという例です。
一例であり、実用化された運用方法ではないにしろ、この成功例は革新的でしょう。
団塊世代の独身者数は男女ともに20%弱と言われているのですから、やはり寂しいひとり暮らしを送るよりは「誰かの家に住む」「自分の家に誰かを住まわせる」というライフスタイルの転換もオススメなのかも知れません。
「男女混合でもよいのか?」「介護はどうなるのか?」などの問題点もありますが、今後は団塊世代がシェアハウスで生活するというライフスタイルが確立するのかも知れませんね。


アーカイブ 全て見る
HOMEへ