よく「豊かな生活」というワードを耳にします。
しかしその意味について考えたことがあるでしょうか?
正直、「豊かな生活」とは何のことなのか、答えはないのかもしれません。
生きているだけで豊かだと感じる人もいれば、お金も十分あって家族や友人もたくさんいるのに豊かでないと感じる人もいますから、価値観なんて人それぞれなのです。
しかし、現在の自分のライフスタイルによって快適に住める家という体なら、その答えは出せるでしょう。
特に団塊の世代は定年を迎え、家にいることが多くなります。
その家がライフスタイルに合っていなければ、快適な生活を送ることは不可能です。
快適な生活が送れなければ、心に余裕もできず「豊かな生活」と感じることはできません。
つまり、快適に暮らせる家が豊かな生活への第一条件、ということだけははっきと言えるわけです。
団塊の世代の人々は、定年を迎えてセカンドライフを謳歌すべく、あれこれと計画を立てており、そのひとつに家の建て替えやリフォーム、余裕があれば新築一軒家を考えている方も多いでしょう。
団塊の世代になると、それまでの家族構成やライフスタイルも変わり、長年住んでいる家でも、広すぎたり段差が大きかったりと徐々に快適に過ごせなくなることがあるからです。
では、心豊かなセカンドライフを過ごすための家とはどんな家なのでしょうか?
豊かな生活を送る上でまず考えるのは、今現在住んでいる住宅への不満を解消しなければなりません。
今住んでいる家は、今の家族構成に合っているでしょうか?
団塊の世代の方々は、これから夫婦二人での生活になる家庭が多いでしょう。
夫婦二人の生活に子ども部屋は必要なくなり、物置部屋となりかねません。
家の大きさがライフスタイルに合わないと、掃除をするのも一苦労ですし、維持費もかかってしまいます。
また、セキュリティの面でも目の届かないところから空き巣などに狙われる心配もあるでしょう。
長年住んでいる家の場合、老朽化などで水回りのトラブルの恐れや自然災害による倒壊の危険性も高まります。
団塊の世代の方々はこれから更に年齢を重ね、思うように体が動かなくなってしまうことも想定した家にしておく必要もあるでしょう。
バリアフリーにリフォームしたり、二世帯住宅にしたりするのもおススメです。
快適な生活のできる家で、豊かなセカンドライフを満喫しましょう!
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