マイナスイオンを放出するシラス壁の特徴
《リラックスして過ごせる家を作るなら自然素材を使いましょう》
家の中ではリラックスして過ごしたい、誰もがそう感じるでしょう。
家づくりに取り組む際には、色や風合いを選ぶのと同様に素材選びにもこだわりたいものです。
科学的な材料を多く使用したものではなく、より自然な素材を使いましょう。
そうすることで、あたたかみのある寛ぎの住環境を作り出すことができるのです。
とくに、マイナスイオンを放出すると言われる「シラス壁」には、近年大きな注目が集まっています。
《自然素材の塗り壁材、シラスとはどんなもの?》
シラスとは、火山灰の活動によって生まれた砂上の素材です。
おおよそ2万5千年前の火砕流とともに地下に深く蓄積しているため、
その上に積もる土とは混ざりあうことなく、単独の層を形成しています。
サラサラとした独特の形状は2次加工を施さなくても塗り壁材として使用することができ、
さらに安全性も極めて高いことなどから、多くの人気を獲得するに至りました。
日本国内では、南九州などでよく採取できると知られています。
《住宅にシラス壁を採用するメリット》
シラス壁には、前述したとおりマイナスイオンを放出するという特徴があります。
これによってリラクゼーション効果を得ることができますので、ゆったりと過ごすことができるようになるのです。
さらに、シラス壁には湿度をコントロールする性質もありますので、
じめじめした夏や寒い冬を快適に過ごすこともできるようになるでしょう。
エアコンなどにかかる電気代を節約することも可能です。
シラス壁を住宅に使用することには、計り知れないほど大きなメリットがあるということがお分かりになるでしょう。
シラス壁は、人体に有害な影響を及ぼすとされるホルムアルデヒドなどを吸収する特質もありますので、
シックハウス症候群を懸念する人にとっても大変有用です。
一日のうち多くの時間を過ごす住宅を、心休まる理想的な空間にして行きましょう。