湿気の調節に優れた珪藻土の壁紙
≪知らなかった珪藻土の仕組みについて≫
部屋の壁紙をどんな風にしようか?そういう風に考えている人は結構いるでしょう。
色合い、デザイン、手触り、いろいろな観点から選ぶでしょうが、
「機能性」の観点、抜け落ちていませんか?
「柱や屋根ならわかるけど、壁紙に機能性なんてそもそもあるの?」
そんなことを思っていたら大間違いです。
実は、壁紙はその素材によって湿度の調節機能などに大きな違いがあるのです。
その点から考えると、「ぜひ自然素材を使用した家を建てたい」という方には、
珪藻土の壁紙をお勧めしたいです。
珪藻土の壁紙は表面に微細な穴があいており、
湿度が高いときはスポンジのようにその穴に湿気を吸収する効果があります。
そして反対に湿度が低いときにはその穴から湿気を放出し、空気中の湿度を一定に保つ働きがあるのです。
≪電気代の削減にも効果がある!≫
一般的に夏は湿度が高くて暑く、冬はカラッカラで寒いというような傾向があるでしょう。
珪藻土はそうした状況を改善してくれるのです。
一般的には湿度が高いと温度も高く感じられ、低いと温度も低く感じられるのです。
珪藻土の調節機能をうまく活用すれば、夏は涼しく冬は暖かい、
というような理想の環境を整備することもできます。
せっかくの自然素材を使用した家を建てるのならば、エアコンなどに頼りすぎることなく、
あくまで自然志向で過ごしやすい環境を作っていきたいものでしょう。
そういった意味で珪藻土はパッと見は目立たないかもしれません。
ですが縁の下の力持ちとして大活躍してくれることでしょう。
珪藻土のような本当にいいものはそれなりの値段がしてしまうのでは?と思う気持ちもわかります。
しかし、先ほど述べたように調節機能を存分に生かすことができればエアコンの使用を控えることができます。
結果として日常の電気代の節約にもつながるというメリットがあります。