大阪・京都・兵庫・関西の自然素材の注文住宅・古民家再生・リノベーション

ブログ

断熱材の使用箇所はどうすべきか


≪断熱材の使用箇所について≫

断熱材の使用箇所は大きく分けると、床・壁・天井の三箇所になります。
住んでいる地域の年間を通しての気候や風土、家の広さや形によっても、
外張り断熱(外断熱)もしくは充填断熱(内断熱)なのか、断熱材の素材に関しても大きく変わってきます。
地域によっては、工法や素材を使い分けることもあるでしょう。
特にここ最近は夏の暑さが厳しく、40℃を超える日もありますが、
極力冷房をつけたくないという方も多く、扇風機で過ごしていたりして、
家の中にいても熱中症になってしまうケースもあります。
こういったことを防ぐためにも断熱材を利用して、しっかりと防暑対策をしておいた方がいいでしょう。
また、夏だけでなく冬の寒さ対策にもなり、冷暖房も最小限で済むことから、省エネ住宅にもなります。
 

≪屋根の断熱と断熱材について≫

夏などは戸建ての場合、2階にいるだけでサウナ状態、
冷房もかなり下げないと効き目がないという家も多いでしょう。
屋根の断熱はあらかじめ、しっかりやっておくことに越したことはありません。
屋根の断熱には屋根断熱と天井断熱の二つに分かれます。
一般的には、ほとんどが天井の直上に断熱材をびっちりと敷いて、
天井裏の熱を室内に伝わらないようにする天井断熱が取り入れられており、
断熱材はグラスウールとロックウールがよく使用されています。
ただ、屋根裏部屋やロフトがある家、屋根が傾斜のついた三角の家の場合などは屋根断熱にしており、
断熱材としてはラスウールとロックウールだけでなく、発泡プラスチックも使用されています。
 

≪壁の断熱と断熱材について≫

屋外からの熱の影響を防ぐために、 壁に断熱材を施工しますが、
壁は、窓や玄関、勝手口やベランダなど開口部が多く、
季節や地域によっては結露の心配もありますので、その住宅に合った断熱材を考えるといいでしょう。
断熱材の種類は、グラスウールなどの繊維系と、
押出法ポリスチレンフォームなどの発泡プラスチック系に分かれますが、
それぞれにメリット・デメリットがあるので、よく知った上で選ぶことをお勧めします。

アーカイブ 全て見る
HOMEへ