しばしば騒がれているシックハウス症候群ですが、
化学物質やカビなどが原因だとされています。
化学物質といっても多種ありますが、
とくにシックハウス症候群の元になると言われているのがホルムアルデヒドです。
ホルムアルデヒドは家の中のあらゆる場所にあると言えます。
床にも天井にも、壁などにもあるのですが、
意外なことに家電や家具にも使われていることがあります。
近年は問題視されていることもあり使用機会も減ったかもしれませんが、
価格が安いため今まではかなり使われていたようです。
もちろん今でもたくさん使っているところもあるでしょう。
シックハウス症候群に対する考え方が変わってきたり原因が判明したことで、
徐々に化学物質ではなく、自然素材のものが使われるようになってきました。
新築住宅を建てる際には、
ホルムアルデヒドなどの化学物質が使われないかを確認すると良いでしょう。
ホルムアルデヒドが厄介なのは、目で見ても見えないということです。
見えない恐怖というのはとても恐ろしくて、知らず知らずのうちに襲いかかってきます。
人体にもかなり影響を及ぼすこともあるので、
できれば天然無垢素材を使って家造りを行いたいです。
新築住宅というのは一生の夢です。
ですから新築住宅を建てるときには、間取りやデザインだけではなくて、
ホルムアルデヒドなどの化学物質を使っていないかも考慮しましょう。
ホルムアルデヒドは多くの場所に使用されていて、
とくに暑いと放出する量も増えるようです。
夏場は当然ですが、冬場も暖房をつけるため、放出量は増えるかもしれません。
健康被害を被る可能性のある家ではなく、
天然無垢素材が使われた新築住宅に注目してください。
シックハウス症候群になる可能性をできる限り減らしましょう。
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